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加賀の井酒造が全焼!再建の時期や火元と出火の原因は鍋の空焚き?

2016/12/26

 

新潟県糸魚川市で起きた大規模火災。

幸い死者など人的被害はでなかったようですが

県内最古の加賀の井酒蔵が酒蔵と共に全焼

kaganoisyuzou%ef%bc%92出典:www.sankei.com/affairs/photos/161224/afr1612240005-p1.html

 
この火災の火元は同市のラーメン店とのこと。

店主がを火にかけたまま火元を離れたための

“空だき”出火原因と特定されたそうです。

 

多くの方が年の瀬に着の身着のままで

焼け出されました。

 

今回の記事はその方達には申し訳ないのですが

加賀の井酒蔵に焦点を当てた記事になります。


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慶安3年江戸時代から続く酒蔵が全焼

この度の火災により、さかのぼる事1650年の

江戸時代に創業された

新潟県最古の酒蔵会社である加賀の井酒蔵も

被害にあったということです。

 

それも、一部報道では酒蔵も含めて全焼...と。

 

極めて歴史的価値の高い建築物とともに

酒造りには欠かせない、それも

数百年と培われた“麹菌”までも・・・

 

酒蔵は立て替える事ができても

先人から受け継がれてきた“味”は

もう、戻ってこないと危惧する声も。

 

新潟県と言えば“米どころ”としてだけでなく

“酒どころ”としても有名。

 

新潟県のみならず、加賀の井酒蔵の復活を願う

全国の日本酒ファンが同酒蔵の商品を

買い求める姿が後を絶たないと言います。

 

もしかして・・・

中には転売目的の購入者も?...と。

 

それはそれで結構だと思います。

それだけ加賀の井ブランドの凄さが

分かると言うもの。

 

再建を誓う加賀の井酒造の後押しになるのは

間違いないところでしょう。

 

加賀の井酒造の歴史を紐解けば

江戸時代の大名であった加賀藩の藩主

前田利常が、“献上”された酒をいたく

気に入ったことから始まります。

 

その酒を気に入った前田利常から

“加賀”の名を名乗ることを許可。

酒の銘柄が「加賀の井」となり、現在に。

 
何故、新潟県なのに“加賀”?...と。

その理由がやっと分かりました。
 
kaganoisyuzou3出典:osakelist.com

 

つまり加賀の井酒蔵の名前は

前田利常が命名したものです。

それだけの歴史を重ねた実績ある造り酒屋。

 

日本酒離れが叫ばれる昨今、

それとは逆に海外では空前の“日本酒ブーム”

日本酒の輸出が過去最高を記録したそうです。

 

海外からの観光客が日本で経験したい事の中で

「SAKEを飲む」事も目的のひとつとされるほど。

 

料理によく合うという理由から、

ワインの本場であるヨーロッパでも

日本酒の人気は増々高まっているそうです。

 

この好機を逃さないためにも

加賀の井酒造の1日でも早い再建が

望まれるところです。

 


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“プロ失格”とも言える失態

今回の火災では死者は出ませんでした。

これだけ大規模な火災にも関わらず、

死亡者が出なかったのは“奇跡”かも。

 

しかし、地域住民の方々が寝ている

夜間だとしたら・・・

考えただけでもゾッとします。

 

報道では火災の原因と火元が特定。

出火元は地元、上海軒という中華料理店。

 

どうやら店主が火にかけた鍋をそのままに

自宅に帰っていた事が原因だそう。

 

中華料理と言えば、強い火力で

食材を調理することで知られています。

 

火にかけたままの鍋から離れるなど

言語道断。プロ失格と言われても

仕方ないでしょう。

 

それどころか、火を使う行為そのものを

改めるべきとも・・・

 

死者こそ出ませんでしたが、年の瀬に

多くの方が焼け出され、大切な財産

お金に変えられない想い出も灰に...

 

一瞬の気の緩みかもしれませんが

他人の人生を変えてしまったのは事実。

重く受け止める事が必要かと。

 

この店主の年齢は72歳と報道されています。

経験豊富な料理人であることは

容易に想像できます。

 

今後、このような事故が起こらないためにも

車の免許同様、調理の場でも

高齢者講習で調理のルールを再確認する

“更新”の必要があるのでは?


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加賀の井酒蔵の再建は可能か?

今年で創業366年を迎えた加賀の井酒蔵。

酒どころ新潟県最古の酒蔵は地元糸魚川の

“シンボル”とも言える存在。

 

全焼した蔵の中には加賀藩前田家からの

寄贈文をはじめ、歴史的価値の高い

貴重な展示品も収蔵されていたようです。

 

また、糸魚川市には歴史的にも価値の高い

創業195年の老舗割烹、鶴来家も全焼。

悠久の時を積み重ねた大切な建物が・・・

kaganoisyuzou4出典:http://ameblo.jp/benihoppe-2012/entry-11924778472.html

 

「下を向いても未来はない。この場所で、

また酒を造りたい」

 

こう誓うのは、加賀の井酒蔵18代目蔵元の

小林大祐さん。

kaganoisyuzou5出典:www.sankei.com/affairs/photos/161224/afr1612240005-p2.html

 
加賀の井酒造の日本酒を待ち望む

日本酒ファンは国内外に多数います。

 

今暫くは加賀の井酒造の日本酒が飲めない

時期が続くかも知れません。

 

蔵が全焼し、貴重な麹まで消失したとしても

蔵人が全員無事に避難できたそうです。

 

この職人たちがいる限り、

例え麹菌が無くなろうとも大丈夫でしょう。

 

若き18代目蔵元の小林大祐さんは

このようにも語っています。

 

「自分達にはやらなければならない事がある。

酒蔵は加賀藩の本陣が合った場所。

変わり果てたこの場所で

歴史と伝統を守り続けていく」

 

何と言う力強い言葉でしょう。

この“チャレンジスピリッツ”があれば

再建は案外、早いかもしれません。

 

ひょっとして...

もう、再建に向けて行動しているのかも?


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